初めまして看護師で2児のママをしているなおと申します。
皆さん今日も仕事お疲れ様です。
看護師として働く中で
仕事を辞めたいけど生活のためにはやめられない
と考えたことはありませんか?
私自身働き出して新人の頃は何も考えずがむしゃらに働いていましたが、仕事に慣れてきたころから、このまま続けられるかなと考えるようになりました。
実際に看護師という職業は、多忙を極めることが多く、なかなかその他のことへは手が回らないです。
しかし、だからこそ、収入の面でさらなる安定を求め、資産形成への一歩を踏み出すことが大事です。
特に若い時からの投資は、将来の不安を取り除く重要な鍵となります。
では、なぜ看護師と投資が相性良いのでしょうか?またメリットがあるのでしょうか?
実際に私自身、看護師として4年目のときに投資を始め、現在では世帯資産1億円を超えることができ、より多くの選択肢と余裕を手に入れることができました。 私のポートフォリオはこちら公開しているので参考にしたい方はご覧になってください。
この記事では、看護師が投資をするメリットを解説します。皆さんの未来のための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。
看護師が投資をするメリット 早くから始めることができる
「早くから始めることができる」これが最大のメリットです。
看護師は同世代の他職種に比べ、若いうちから給与が高い傾向があります。
20代看護師の平均年収
毎年行っている厚生労働省の調査によると20~24歳の看護師の平均年収は約400万円でした。20代前半の平均年収は約320万円であるため、20代前半の看護師の平均年収は同世代に比べて約80万円近く高いことがわかります。
20代前半の看護師の平均年収 | |
全職種 | 約320万円 |
看護師 | 約400万円 |
参考:厚生労働省 賃金構造基本統計調査 令和5年賃金構造基本統計調査
若いうちから給与が高く生活に余裕ができているのではないでしょうか。
この余剰資金を投資にまわすことで早くから投資を始めることができます。
早くからの投資した場合のシミュレーション
早くから投資を始めるということは投資において、かなり大きなアドバンテージとなります。
その理由としては、
投資には「複利」という考え方があります。複利はアインシュタインが「人類最大の発明」と称したもので、長期的な資産形成を行う上で重要な役割を果たします。
では、早く始めることのメリットをシミュレーションしてみますね。
共通条件
- 想定リターンは年率7%
- 60歳まで積立
看護師① 22歳 看護師1年目から投資開始 毎月8万積立
看護師② 23歳 看護師2年目 仕事に余裕もできたしそろそろ投資 毎月8万積立
看護師③ 28歳 看護師7年目 旅行にエステで楽しんだ20代前半 車はMINI 投資ブームにあやかって投資スタート 毎月8万積立
看護師④ 35歳 看護師 子どもが小学生になって投資スタート 初期投資500万円 みんなの2倍毎月積立16万円
参考:アセットマネジメントOne 資産運用かんたんシミュレーション
看護師①
結果は 1億8,083万9,713円 でした。凄いですね。これが時間と複利の力です。
看護師②
結果は1億6,772万3,556円でした。凄いですね。
ここで最初のポイントです。看護師①と看護師②の違いは、看護師②が投資を始めるのを1年遅かっただけです。たったの1年です。
口座を開設するのが面倒だったり、開設しても入金しなかったり仕事が忙しくて後回しにしたのでしょう。
元本は8万×12か月で96万の差ですが、60歳の時点では約1,200万円の差ができています。子ども1人の大学費用分の費用です。恐ろしいですね。
看護師③
結果は1億1,427万2,882円でした。
看護師①と元本は8万×72か月で576万の差ですが、60歳の時点では約6,500万円の差ができています。
豪邸が買えるぐらいの差がでました。
看護師④
結果は1億5,823万8,562円でした。
まとめると
看護師① | 1億8,083万9,713円 |
看護師② | 1億6,772万3,556円 |
看護師③ | 1億1,427万2,882円 |
看護師④ | 1億5,823万8,562円 |
となります。
初期投資に500万円入れて、さらに積立は16万しても看護師④は看護師①に敵いません。
しかも元金は看護師①が3,648万円、看護師④が5,300万円と看護師④の方が約1,650万円多く入金しているにもかかわらずです。
この結果から、若い頃から投資を始めることで、資産を多く築くことができる可能性あることがわかりますね。
1年でも遅れると凄い差がつきますし、後から積立金額を増やして投資を始めても追いつくことができません。
どのモデルを選択するかはあなた次第です
看護師が投資をするメリット 選択肢が増える
看護師の職業は非常に社会貢献度が高く、また安定した需要があります。
しかし、肉体的、精神的な負荷も大きいため、将来的な職業継続の不安を感じることもあるでしょう。
実際に離職率も高止まりしているみたいです。
若いときはいいですが、「このまま夜勤を続けられるだろうか」など一度は考えると思います。
50代でも夜勤をしている看護師はたくさんいますが負担は大きいし、体に悪いのも事実。
しかし、看護師の給料は手当ありきなので日勤のみにすると収入は大きく下がります。
そのため、いざという時のために資産形成をしておくことは、看護師にとって非常に大事です。投資によって得た収益は、将来の蓄えや、非常時の手段となり得ます。
私は高配当優待投資という手段を選びました。現在ではおかげさまで年間約480万円の配当収入を貰えるようになっています。毎月約40万円(税引き前)になります。
不労所得があると、命を削りながら働く夜勤をやめる選択肢もとれますし、職場を変える選択もとれます。
参照:厚生労働省 第2回看護師等確保基本指針検討部会 令和5年7月7日 参考資料2「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況」
グラフでわかるように、看護師の求人は安定しているため家の近くの特養でまったり働いたり、人と一緒に仕事をするのが嫌なら訪問看護をしたりと選択肢が広がります。私はお勧めしませんが、働くのが嫌なのであれば働かない選択をとることもできます。所謂FIREですね。
看護師が投資をするメリット 精神的に安定する
さらに、投資をすると、選択肢増えること以外にも精神的にいい面があります。
看護師の仕事はストレスが多いですが、お金のことを考えると辞めることができません。
看護師の離職理由調査を見てみると
参照:厚生労働省 第2回看護師等確保基本指針検討部会 令和5年7月7日 参考資料2「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況」
20代では「自分の健康(精神的理由)」が多くっている通り、精神が病んで辞める人もいます。
しかし、どの職業にも当てはまるかもしれませんが、不労所得があったり、資産形成をしていると、辞めてもなんとかなると思えるようになります。
そのような精神状態を作ることで、ストレスを感じることなく気楽に働くことができます。
いつでも嫌な事から逃げ出せるという精神があると生活にゆとりができます。
看護師の投資が必須の理由 給料が上がらない
皆さん薄々はお気づきだと思いますが、、
看護師の給料は他の職種に比べて昇給しにくい現状があります。スタートの給料が比較的高いため、最初は満足しているかもしれませんが、その後の昇給が緩やかなため、長期的に見ると他の職種に遅れを取ってしまいます。
ふと振り返って同級生の公務員の給料と比較すると、追い抜かれていることに気づくかもしれません。
参考: 看護師は給料が上がりにくい…?仕事内容に見合う「ベースアップ」や「昇給」を|看護roo!ニュース
そのうえ、資格や経験を重ねても給料が大きく変わることはないため、モチベーションが下がることもしばしばです。
若い時に給料が高いので投資をして備える
給料が上がらないという現実に直面して悲観的になったり焦るのではなく、今からできる準備を考えましょう。
上記で説明した通り、看護師は金銭面ではスタートダッシュができます。さらに早く投資した方がリターンが大きくなることも説明しました。
そこで、給料が頭打ちになる50代に備えるため看護師は投資が必須なのです。
若い時から資産形成を意識することで、時間を味方につけ、将来的な経済的自由を手に入れることができます。
まとめ
看護師が投資をするメリットと投資が必須の理由を述べました。
- 早くから始めることができる
- 選択肢が増える
- 給料が上がらない
看護師の仕事は心身ともにストレスが大きいです。命を預かっているのに、正直給料が少なくて割に合っていないです。
投資を始めることで、看護師の給料だけに頼らないライフスタイルを手に入れられるかもしれません。
少しの勇気と行動で、生活にゆとりを持てる未来を描いていきましょう。
投資を始めるなら早めにね。
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