【人前では話せない貯金するうえで重要な事】壺の中には大きな石から先にいれろ

ある大学でこんな授業があったという。

　「クイズの時間だ」

教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。

その壺に、彼は一つ一つ『大きな石』を詰めた。

壺がいっぱいになるまで石を詰めて、彼は学生たちに聞いた。

「この壺は満杯か？」

教室中の学生たちが「はい」と答えた。

「本当か？」

そう言いながら教授は、

教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。

そして砂利を壺の中に流し込み、

壺を振りながら、石と石の間を砂利で埋めた。

そしてもう一度聞いた。

「さあ、この壺は満杯か？」

学生たちは答えられない。

一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。

教授は「その通りだ」と笑い、

今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。

それを石と砂利の隙間に流し込んだ後、

三度目の質問を投げかけた。

「どうだ、この壺はこれでいっぱいになったか？」

学生たちは声を揃えて、「いや違う」と答えた。

微笑んだ教授は水差しを取り出し、

壺の縁までなみなみと注いだ。

そして彼は学生たちに最後の質問を投げかける。

「私が何を言いたいのか、わかるだろうか」

一人の学生が手を挙げた。

「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、

　いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」

「それは違う」と教授は言った。

「重要なポイントはそうではない。

いま見たことが

君たちに示してくれる真実は、

大きな石を先に入れないかぎり、

それが入る余地は、

その後二度とないという事なんだ」

「君たちの人生にとって“大きな石“とは何だろう？」

と教授は話しを続けた。

「それは、仕事であったり、志であったり、

愛する人であったり、家庭であったり、

自分の夢であったり・・・。

ここで言う“大きな石“とは、

君たちにとって最も大切なことだ。

それを最初に壺の中に入れなさい。

そうしなければ、

君達はそれを永遠に失う事になる。

もし、君達が小さな砂利や砂、

つまり自分にとって重要性の低いものから

自分の壺を満たしていくなら、

君達の人生は『重要でない何か』に

満たされたものになるだろう。

そして大きな石、つまり自分にとって

最も大切なことに割く時間を失い、

その結果・・・それ自体を失うことになるのだ。」

これは有名な話ですが、無理矢理この話を貯金に置き換えてみるとどうでしょうか。

私が考える貯金にとっての大きな石とは大きな声では言えませんが仕事、生活する場所、結婚相手だと思います。

この３つの要素は貯金をするうえではとても重要になります。後（例えば20代後半）から変えようと思ってもどうにもならないことが多い要素です。

仕事

「職業に貴賎なし」というのは大前提でお話ししますが、仕事の給料は業種によって決まっていますし業種の中でも企業によって異なります。

引用　マイナビ転職　2023年版　業種別 モデル年収平均ランキング

どんな大学を卒業しても教師になれば平均年収約740万、警察官になれば約722万円、日勤のみで働く看護師の平均年収は400万円前後と業種によっていくらと決まっています。

職業選択は一生の収入と直結しており、節約生活を支える基盤となります。

収入の高さと引き換えにプライベートの時間を犠牲にすることもあるため、そのバランスをよく考えることが節約の面でも重要です。バリキャリの女性を見ると忙しいかもしれないですが資産形成しやすいだろうなと羨ましく思います。

また、昇進や転職が難しい業界もあるため、好きなことやしたい仕事をするほうが、やりがいもあるかもしれませんが、職業選択は将来的な収入増加の可能性を見据えて慎重に行う必要があります。

だけど、私もそうでしたがほとんどの高校生が給料を知らないで進路を決めていると思います。

商船学校や高専など早い人だと高校の選択で将来が決まってしまいます。看護学校に行けばほとんどが看護師になるように、これらは20代になってからでは変えられない要素です。

もちろん転職をすることも可能ですが一部の人だけだと思います。まだ若い方が見ていたら進路を決めたり就職する業界を調べてから動くのがいいかもしれません。

なお

私はなんとなく看護師を選びました

生活する場所

住む場所によっても大きく貯金は変わってきます。

東京や都会の方が平均収入は多いとのデータがあります。

引用　日経転職版

東京都と岩手県では350万の差があります。私の住んでいる県ももちろん後ろから数えた方が早いです。

さらに、住む場所は、日々の生活費や住宅費、通勤の便利さなど、様々な経済的要因に影響します。

都会では車がなくても生活できるので車の維持費がかからないし、コンビニやチェーン店も田舎とほぼ同じ値段です。田舎より高いのは土地代ぐらいでしょうか。

よって、都会の実家暮らしが一番コスパいいです。さらに都会は学費についても無償化のながれになってきておりとても羨ましく思います。一方、地方では土地は安いかもしれませんが給料は低く、その他に車などの維持費がかかります。

そして生涯どこで生活していくかも20代（大学卒業）でほぼ決まってしまい、一度仕事を始めたり結婚し子どもができると生活をする場所の変更は難しいです。

実家に住まないのであれば、田舎で仕事をするよりも都会で暮らした方が資産形成しやすいのではないでしょうか。

結婚相手

結婚は、個人の価値観やライフスタイルに大きく影響を与えるだけでなく、金銭的な面においても重大な意味を持ちます。

結婚相手によっても貯金に大きな差ができます。配偶者の収入は貯金に直結しますし、例えば、過度な浪費癖がある方との生活は、節約を心がけている人にとっては大きなストレスとなります。

また、相手が酒タバコギャンブルが好きな人だったり、投資に理解がなかったりと相手の性格次第で資産形成のスピードに大きく差がでます。

結婚相手も一度結婚すると離婚するのも難しいですし、子どもがいるとさらに難しいです。もちろん結婚なのでお金目当てではなく好きになった相手とするのが当たり前ですが、結婚相手によって資産形成に差が出るのも事実です。

生活の質を向上させ、無駄遣いを避けるためには相手との金銭面での価値観の一致が重要です。

まとめ

将来の資産形成に関して重要な要素は次の通りです。

この３つの要素の前では、格安スマホに変える、安めの牛乳を買う、電気代のためにエアコンをつけないなどの節約は霞んでしまいます。

それぐらい影響力が大きいです。

私の場合、仕事については地元の看護師専門学校を選んだ時点で看護師の道がほぼほぼ決まり、34歳になった今まで一度も地元を離れたことがありません。田舎関してなので手取りは19万です。

住んでいる場所もカエルの鳴き声が子守歌になるほどのド田舎です。実家から米や野菜は貰えますが車の維持費が高いです。

旦那については頑固な性格にときどき呆れますが、安定の公務員でたまたま貯金もしていたし投資に理解があり浪費もしないので良かったと思います。最近流行りMBTI診断では一番相性のいい性格どうしでした 。

なお

仕事 、生活する場所 、結婚相手 、といったところでしょうか

もしまだ学生で進路を決めかねている方やこれから就職する方、これらの要素が人生の大事なことでは絶対にないですが頭の片隅に置いておくと、人生の選択時や将来の資産形成に役立つかもしれません。