資産形成に再現性はあるか

こんにちは!なおです。

ブロガーや資産を形成しているインスタグラマー、過激なタイトルのネット記事などありますが、みなさん貯金が凄かったりしますよね。そしてそういう人たちを見ていると果たしてこの資産形成に再現性があるのか?参考になるのか?といった疑問が湧くことが多いと思います。世帯年収2,000万みたいな上位5%ぐらいの高収入だからではないか、祖父母や両親から相続したのではないか、宝くじに当選したのではないかなど

私もよく思います(笑)

そこで今回なお家の資産形成に再現性があるのかどうか検討してみます。参考になれば幸いです。

目次

結論

最初から結論になりますが、なお家の資産形成に再現性はありません。

私はテクニカル分析ができるわけでもなく、トレードの才能もあるわけではありません。

現在の資産を形成できたのはがよかっただけです。コロナショックの際に日本株を買っただけですので、今から始めても同じような株の上昇の恩恵を受けることができないと予想されます。

私は手取り20万円ありませんし私たちはパワーカップルでもありません。もちろん相続をしたわけでもありません。

正確にはわかりませんが、現在の資産のほとんどが節約による入金だと思います。

では節約による貯金の再現性を確認してみましょう。

ここまでのまとめ

・資産が増えたのは投資した時期がよかっただけ

・ほとんどは貯金で資産形成

貯金での再現性(独身時代)

私は専門卒ですので21歳から看護師として働き始めて28歳まで総合病院で三交代をしていました。平均の手取りは28万ぐらいだったと思います。行きもしないユニバーサルスタジオジャパンの年間パスポートを買ったりしてましたが、実家暮らしで生活費は多少甘えていたので毎月15万ぐらいは貯金できていました。

貯金額は年間 15万×12月=180万 そしてボーナスを加えると年間220万ぐらいになります。8年働いていたので約220万×8年で約1760万です。

次に同い年旦那は地方国立を4年で卒業し22歳から働き始め結婚する28歳まで平均手取りは同じぐらいの28万でした。旦那は奨学金を借りていましたが、私と同じ実家暮らしだったため奨学金を早々に完済し毎月15万ぐらい貯金していたそうです。

貯金額は 15万×12月=180万 そしてボーナスを加えると年間220万ぐらいになります。7年働いていたので約1540万です。

28歳の結婚時夫婦で合わせると、約3200万貯金ができたことになります。ここからお互いに独身時代に車を買っており、私も旦那も300万の車を買ったので貯金は2600万円です。結婚式と新婚旅行で400万使い、最終的に28歳の結婚時の貯金は夫婦で2200万ぐらいです。

ここでのまとめ

・お互い実家暮らしだったため貯金ができた

・田舎でも看護師は若い時から比較的給料があるので貯めやすい

・車と結婚式、新婚旅行にお金を使った

なお

新婚旅行はコロナ前だったので8日間ヨーロッパに行くことができました

貯金での再現性(結婚から現在まで)

結婚してからは田舎の激安戸建て賃貸に住みました。旦那が昇給し平均手取り35万、私が現在の個人病院に転職し夜勤無し手取り20万で世帯手取りは55万です。平均支出は月15万ですので月40万貯金しており、ボーナスを含めると年間550万貯金ができています。29歳から34歳の現在まで550万×6年間で3300万貯金できている計算です。

もちろんこの期間中に子ども2人出産していますが育休手当もありますし。上の子と下の子ともに諸事情により生後7カ月で保育園に預け仕事復帰しているので収入が下がることはほとんどなかったです。

仕事復帰が早かったのは急な退職者がでて職場から早期復帰をお願いされたからです。まだ保育園が決まっていなかったため子連れ出勤していました。また田舎の自治体なので保育料が第1子でも0歳から完全無料です。なので保育料を払うことはありませんでした。ちなみに医療費も18歳まで完全無料です。

独身時代の2200万と結婚してからの3300万を合わせておよそ5500万が貯金で貯めたお金になります。

支出が少ない要因には家賃補助があることや、お互いの実家が県内であること、お米や野菜は実家で生産しているためです。田舎あるあるだと思いますが、近所の人も季節の野菜をわけてくれたりします。春にはタケノコや玉ねぎ、夏は茄子や果物、冬には大根や白菜など助かっています。

ここでのまとめ

・住んでいる自治体の保育料と医療費が完全無料で貯めやすかった

・お米や野菜果物は頂けることが多い

・県内にお互いの実家があるので子どもが調子悪いときはお願いできる

最後に

もし投資をまったくしていなかったら2024年3月時点で貯金は5500万円という状況になっていたということになります。

実際は投資も並行してしていたので投資で得た利益を再投資しつつ、コロナショック時にたくさん買うことができたので現在の資産になっています。投資を続けて良かったと改めて思います。

このようにほとんどの資産は節約による貯金で形成しました。そこに投資を組み合わせることにより現在の資産になっています。節約と投資、これが庶民の資産形成の最適解なのです。

どうでしょうか?投資は運ですが、この貯金の部分に関しては再現性はあるのではないでしょうか。

なお家の世帯収入は人並みですが節約で頑張っています。収入がもう少しあればもっと楽に貯められるのにと考えるときも多々ありますが、タラればを言っても仕方ありません。ない袖は振れないので持っている手札を駆使して生きていきましょう。

資産形成できたポイント

・独身時代の実家暮らしは資産形成に有効!

・看護師は若いうちも収入がある。勉強が苦手なら手に職をつけるのもあり

・24歳から投資を始め、続けることができた

・旦那に貯金があり無駄遣いする人ではなかった

ここで「やっぱり運じゃないか」と思うかもしれません。運の要素は確かにありますが、準備しておくことが大切です。暴落がありチャンスが巡ってきても始めようとすると証券口座を開設し購入まで数日はかかります。さらに普段取引の経験がないと、どの株をどれくらいどのように買うのかすぐに決断できません。

これは株以外にも当てはまります。不動産投資をしたいのであればチャンスが来た時にすぐ動けるよう宅地建物取引士を取得しておく、実際に不動産売買を経験しておくなど準備しておくことが重要ですね。

なお

最後までお読みいただきありがとうございました

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この記事を書いた人

なおのアバター なお 看護師

1989年生まれ。
フルタイム看護師。
5歳3歳の2児のワーママ。
高配当・株主優待が大好き。

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