株価の大暴落により、多くの投資家が不安を感じていることでしょう。みんな辛いですよね。私も辛いです。
特に投資初心者なら、感情的に動揺しているかもしれませんね。
でも、そんな時こそ冷静になり、投資の本質を理解することが大切です。私は看護師として働くかたわら、節約と投資にも力を入れています。
だからこそ、投資で困難な時期を迎えた時にどのように対処すれば良いか、少しでも役に立つアドバイスができればと思っています。
今回、実際に私が自分に言い聞かせていることを紹介するので参考になれば幸いです。
専門用語でコーピングみたいな感じ
なお家の資産状況
最初になお家の資産状況について軽く触れておきます。
なお家にも2024年8月の「利上げショック」による暴落が直撃しました。
どれくらいかというと、8月上旬の歴史的下げ幅でローコスト住宅(約2,000万)が建てられるぐらい持ち株の評価額が減りました。
詳しくはこちらをご覧ください。
それでも今回の下落はコロナショックと違い、長期用ポートフォリオでしたのでそこまでメンタルにきていません。全然大丈夫です!コロナショックの際は短期のキャピタルゲインを狙った銘柄を保有していたので毎日とても辛かったです。
後は投資の経験値が高くなっているためかもしれませんね。
感覚がマヒしてるだけかも
では次から暴落が辛い時にするべき思考について共有します。
投資の目的とゴールを再確認
投資において暴落は避けられないものです。しかし、そんな時こそ自分の投資の目的とゴールを再確認するチャンスです。
なぜ投資を始めたのか、何を目指しているのかを心に留めておくことで、冷静になる助けになります。焦らず、目指すべき方向を見失わないことが大切です。
買った翌日の利益を狙ってるんですか?1カ月後の利益を狙っているんですか?1年後の利益を狙っているんですか?違いますよね。
例えば、定年後の生活資金のためや、子供の教育資金を積み立てるためなど、自分のライフスタイルや未来の計画に沿った目的があるはずです。
じゃあ暴落で焦る必要も不安になる必要もないですよね、狼狽売りせずに、どっしり構えて日常を過ごしましょう。
具体的な投資ゴールの設定方法
目標やゴールが定まっていない方はまず設定するのがいいと思います。 具体的なゴールを設定するためには、まずは目指す金額と期間を決めることが大切です。その上で、月々どれくらいの金額を投資する必要があるか計算し、現実的に達成可能か検討します。
また、投資先の選択も重要です。株式、債券、不動産投資信託(REIT)など、自分のリスク許容度に合った投資先を選びましょう。忙しい仕事の合間を縫って、スマホで簡単に情報収集できる時代です。
しっかりと目標を設定し、暴落にもぶれない精神を持ちましょう。また定期的に進捗を確認することで、投資のモチベーションも持続できます。
配当金も優待も変わっていない
株価が暴落しても、配当金や株主優待はほぼ変わりません。配当金や株主優待は企業が利益を還元する形なので、株価の短期的な変動に影響されづらいです。長期的な視野で安定的な収入を得続けることが可能です。
暴落で減配になりましたか?優待廃止になりましたか?
なってないですよね。それでしたら入ってくるキャッシュフローは変わらないので慌てる必要はありません。どっしり構えて配当優待生活を楽しく続けましょう。
この時に連続増配銘柄を選んでおくと、さらに安心感があります。
配当金は減ってません!むしろ決算で増えました
配当金と優待の魅力
配当金は企業が株主に対して支払う利益の一部です。これを元手にさらに投資をすることもでき、複利の力を活かして資産を増やすことができます。また、企業の株を持っていると、実際に訪れる店舗で使える優待券や、季節限定の商品が送られてくることもあります。これもまた、投資の魅力の一部です。
看護師の仕事で溜まったストレスを、ちょっとした優待でリフレッシュするのも一つの方法です。ですから、株価の変動を気にしすぎず、こういった付加価値を楽しむことも大切です。特に暴落時や含み損になっているときは、配当金と優待が癒してくれます。配当がないグロース企業ではこうもいきません。
上がっても売らないのだから下がっても売らない
株価が上がったり下がったりする度に一喜一憂してしまいがちですが、長期的な視点で見れば、一時的な価格の変動は大きな問題ではありません。焦らずに、しっかりと自分の投資計画を守ることが大事です。
株価が上がっても売らないのに、下がった時だけ慌てる必要はありません。
どっしり構えてガチホでやり過ごしましょう。
感情に左右されない投資のコツ
投資は感情的になりがちですが、冷静さを保つことが求められます。特に初心者ほど、価格の変動に敏感になりがちです。看護師の仕事も同じで、一つ一つの業務に真剣に向き合わなければならないけれど、結果に一喜一憂してしまうと疲れてしまいますよね。
投資でも同じことが言えます。安定した企業であれば、一時的な価格下落はむしろ買い増しのチャンスと捉えることができます。価格が上がった時にも、慌てて売るのではなく、長期的な利益を見据えることが大切です。
含み損にならないことなんてない
投資をしていれば、避けられないのが「含み損」です。これを経験するたびに心が折れそうになる方も多いかもしれません。しかし、含み損になることは決して特別なことではなく、100%すべての投資家が通る道です。
私みたいな素人の個人投資家が、一番株価が下がっているタイミングで買える訳がないのです。
含み損も投資の一部として捉え、焦らずに対処しましょう。
含み損の対処法
含み損時には、冷静な判断が必要です。まずは原因を分析し、それが一時的なものであるのか、長期的な企業の問題なのかを見極めましょう。もし一時的なものであるなら、ホールドして将来的なリカバリーを待つのも一つの方法です。
リカバリーの見込みがない場合は、早期に売却を検討することも必要です。高値掴みをした割高グロース株は後者にあたります。何年ガチホしても戻らない銘柄もあるので気を付けてください。
投資は楽しく
暴落は辛く悲しくなりますが、節約も投資も、楽しんで行うことが長続きの秘訣です。
基本的には楽観的でいいと思います。
日々の生活にプラスアルファを加える形で取り組むと、モチベーションが維持しやすくなります。好きな企業に投資して、成長を応援する気持ちを持つことで、もっと投資が楽しくなります。
投資を楽しむための工夫
投資を楽しむための方法はいくつかあります。例えば、経済ニュースを定期的にチェックする、投資関連の本やブログを読むなどがおすすめです。また、同じ投資に興味を持つ仲間を作ることも大きな励みになります。オンラインで投資サークルに参加するのも一つの方法です。暴落時にも誰とも話せないよりも、傷を舐め合うことで多少は和らぎます。
さらに、投資に成功したときの小さなご褒美を自分に用意することも、モチベーションアップに繋がります。節約と合わせて、楽しく資産を増やしていきましょう。
暴落が辛いのはリスク許容度を超えている
投資を行う際に、自分のリスク許容度を確認することは非常に重要です。リスク許容度とは、自分がどれだけのリスクを取れるか、またそのリスクを受け入れることができるかを意味します。
暴落時に辛さを感じるのは、自分のリスク許容度を超えている可能性があります。
適切なリスク許容度を知ることで、投資に対する不安を減らすことができます。無理のない範囲で投資を行い、自分自身のライフスタイルと投資目標を一致させましょう。
リスク許容度を測る方法
リスク許容度を測る方法として、まずは自身の資産状況と生活スタイルを見直しましょう。安定した収入がある方はリスクが取れますが、急な出費がある方は、流動資産を多めに持つ方が安心です。また、投資経験のあるなしもリスク許容度に影響します。経験年数が増えるとリスク許容度も大きくなるので安心してください。初心者であれば、リスクの低い商品から始めるのがおすすめです。
リスク許容度を確認するためには、自分の感情にも向き合う必要があります。投資はメンタルがすべてと言っても過言ではありません。大きな損失に対してどれくらいの精神的な負担がかかるかを妄想して、それを基に投資計画を立てていきましょう(例えば評価額が半分になったらなど)。長期的に続けられる投資を見つけることが、成功への鍵です。
まとめ
暴落時の私の考え方を紹介しました。
- 投資の目的とゴールを再確認
- 配当金も優待も変わっていない
- 上がっても売らないのだから下がっても売らない
- 含み損にならないことなんてない
- 投資は楽しく
暴落時にはこれらを思いだして、暴落に負けないメンタルで乗り越えましょう。
もしそれでもつらい時は、ここも覗きに来てください。私の評価額が下がっているのが見えると思います。(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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