家の値段が高騰する中、多くの人が家の購入をためらったり、諦めているかもしれません。
なお家ももちろん諦めていましたし、一生賃貸でいこうと考えていました。しかし、紆余曲折あり2024年に家づくりを始めました。
今回は、住宅価格が上昇する中で私たちがなぜこのタイミングで家を買う決断を下したのか、その理由を整理いてみたいと思います。

家を買う理由① 資産に余裕ができた

我が家が家を購入を決断した最大の理由は、資産に余裕ができたことです。2023年と2024年の株価の調子が良く家を購入する経済的余裕が生まれました。
家計簿アプリでちょうど節目の1億を見た時に家を建ててもいいのかなと思い始めました。
皆さんはもしかしたら、1億もあれば家ぐらい余裕だと思われるかもしれませんが、知っての通り私は石橋が壊れるまで叩く性格をしていますので、大きな買い物にビビっていました。
そしてライフプランを作る際に、総資産1億あってさらに配当金が年間400万円あっても、何度も何度も電卓を叩きまくりました。家計簿やライフプランの表と睨めっこして熟考します。
メインで考えていたのは、人生の3大支出と言われている教育資金、老後資金、住宅資金です。
大雑把ですが
教育資金 | 2500万×2人 |
老後資金 | 2500万×2人 |
住宅資金 | 4000万 |
合わせると1億4000万円が人生で必要になります。もちろん全部同時期に必要になるわけではないですが、私の性格上、慎重に検討を重ね1億4000万の目途ががつきました。

資産の余裕は心の余裕
実際は子どもが20歳になるまで配当金を15年間投資にまわすと400万×15年で6000万貯まりますし、もちろん増配もあると思うのでもっと余裕ができると思われますが、それは皮算用なのであまり考えず。
しかも1億あればいつでも家のローンを返すことができるのでローン破綻の心配もないと考えられるようになってきました。
まとめるとコツコツ投資してたおかげで買う余裕ができました。


家を買う理由② 住んでいる家が古い


今住んでいる家がとても住みにくいんですよ。
築35年ぐらいですが断熱材は全く入ってないので、夏は暑いし、冬は極寒になります。床はキンキンに冷たくなります。
窓もシングルガラスで外側も内側もアルミサッシで冬は冷たくてずっと冷気が流れてきます。結露もすごいです。隙間風もあるし、梅雨の時期はカビも酷いことになってました。
フローリングはぐにゃぐにゃに凹む場所も多く硬いところ把握して歩いて生活していたぐらいです。
特に酷かったのはお風呂場で冬になると外気と同じぐらいの環境でした。
なんとか我慢して6年ぐらい住みましたがそろそろ限界で、中古住宅なども探しながら家を変えたいと考えていました。
家を買う理由③ 祖父の土地が余った


資産に余裕ができてきていると感じながらも、なかなかふんぎりがつかなくてダラダラ日常をすごしていました。
そうしているうちに旦那の祖母が亡くなりました。祖母は築60年ぐらいの古民家で独り暮らしをしていたのですが、亡くなったのでその家が空き家になったんですね。
相続はもちろん義理の両親がしたのですが、亡くなってから2年ぐらい誰も住まないまま放置されていました。
ある日、義理の両親から「あの家リノベーションして住んだら?」と言われ、新築そっくりさんの資料など取り寄せていたのを渡されたりしたんですね。安ければリノベーションも悪くないかと旦那と話していましたが、フルリノベで断熱材や耐震、床や天井、瓦を変えたりすると費用がかなり掛かることがわかりました。
これだったら解体して新築を建てる方がいいのかなと思ったのでリノベーション案はなくなりました。
そして義理の両親がかなり旦那の背中を押してくるし、今なら古い家の解体費を出してくれると言うので、思い切って新築を建てよう!となりました。もちろん義理の両親は私たちの資産は知らないと思います。
家を買う理由④ 子どもに実家を作ってあげたくなった


本当は賃貸派ですので、持ち家側になるのがとても嫌でした。自分の気持ちを納得させる理由を与えないといけないので「子どもに実家を作ってあげたくなった」と無理矢理考えるようにしました。
子どもの幼少期の思い出をとなる実家、社会人になって独立しても帰ってくる実家があるのは賃貸より素敵なことですよね。そうですよね!
小学校、中学校、高校、大学に行っても帰省と思い出を作るのも素敵なことですよね。
ということで、賃貸住宅では得られない家族の安定感や自己満足感も重要な要素になりました。
まとめ
これらすべての理由が重なったので家の購入に踏み切ることができました。
田舎なので家に資産価値は一切ありません。ただの浪費ですし贅沢品です。
我が家の場合、経済的余裕や家族の将来を考えた結果、家を購入する決断を下しました。
皆さんそれぞれの環境や価値観に合わせて、家を購入するかどうかを検討されることをお勧めします。
それぞれのライフスタイルに最適な選択をされることで、より豊かな暮らしを目指して一緒に頑張ってきましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
昔の家は冬、寒いです。特にタイル張りの風呂場は寒いです。20年前に建て替えましたが、快適です。
子供たちに実家を作ってやりたいという、なおさんの優しい気持ちに共感しました!